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学術総会について

次回の学術総会について

 

第19回
日本短期滞在外科手術研究会学術総会

趣意書

この度、令和７年６月２１日（土）に 第１９回日本短期滞在外科手術研究会学術総会を久留米シティプラザにて開催させていただくことになりました。本研究会は自施設で鼠径ヘルニアの短期滞在治療を始めた２０１３年に開催されました第９回から参加させていただいており、非常に多くの有益な情報と先生方とのつながりをいただいている研究会です。そのような研究会の会長を担当させていただくことは大変名誉なことであり、身が引き締まる思いです。研究会会員の先生方をはじめ、すべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
　今回の研究会のテーマは「安全・安心の日帰り手術」としました。現代の流れとして医療にもDXの波が押し寄せており、技術革新が日帰り・短期滞在手術にも関与してくる新時代ですが、その根幹となる安全性と安心を担保する日帰り手術が求められています。AI技術も外科手術において活用され始めていますが、まだ最終的には外科医の的確な判断が求められます。どのようにすれば、患者側、医療側双方にとって安全性が高く、安心できる質の高い手術を提供できるのか、改めて基本に立ち返り議論できればと思います。
　特別講演は、福岡ソフトバンクホークスのチームドクターをされている佐賀市の百武整形外科病院副院長の光井康博先生にお願いいたしました。分野は違いますが、スポーツ医学においての最新の診断方法から治療法、そしてトップアスリートの実臨床のお話など日頃私たちが接することが少ない興味あるご講演をしていただきます。
　高齢化社会が進む一方で医療費削減ばかりに目が向けられる今日の厳しい医療現場の中で、日帰り手術をさらに周知させ、医療側、患者側、保険者側に日帰り手術のメリットをより理解していただけるよう、多数の方に参加していただき、活発な議論をしたいと考えております。分野、疾患、職種を問わず短期滞在手術に関する幅広い領域からの演題を募集いたしますので多数の演題応募を心よりお願い申し上げます。また、DSコーディネーター講習会は研究会当日の午前に同会場にて開催いたします。研究会のみならず講習会にも多数のコメディカルの方々のご参加をお待ちしております。
　懇親会は、人口あたりの焼き鳥店数日本一といわれる久留米の焼き鳥のお店で予定しております。こちらにも是非ご参加ください。飲んだ後には、豚骨ラーメン発祥の地、久留米名物の久留米ラーメンで〆ていただければと思います。

2024年11月15日　

第19 回日本短期滞在外科手術研究会学術総会
　　　　　会長 広津　順

 

　

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