昨今、外科領域の良性疾患を中心に、日帰り・短期滞在手術に対する社会のニーズが急激に増加してきている。基幹病院においてはこの社会的ニーズに十分な対応を取り切れていないのが現状である。民間医療機関は、患者様のニーズに応えるための重要なテーマとして、この必要性および医療経済効果の更なる掘り下げについて取り組んでいくべきである。今回、この問題に既に係っている外科領域医療従事者の相互の向上と、患者様中心の日帰り短期滞在型手術の今後についての研究を目的とする会を発足する運びとなった。これにより、外科良性疾患を中心に、日帰り・短期滞在型手術の臨床に取り組む医療従事者の相互の情報交換学問的向上を目指したい。
2004年に発足した日本短期滞在外科手術研究会は、外科領域の良性疾患を中心に、日帰り・短期滞在手術に対する知識、技術から考え方など幅広く情報交換学問的向上を目指して参りました。
2013年には、IAAS(国際日帰り手術学会)からの正式なオファーを受け、IAASに加盟する日本で唯一の日帰り手術の学術団体となりました。
代表世話人
執行 友成 (東京ヘルニアセンター 執行クリニック 院長)
顧 問
山川 達郎 (帝京大学名誉客員教授)